神戸市と日産自など5者 EV活用した災害連携協定を締結

神戸市と日産自動車(横浜市西区)、兵庫日産自動車(本社:神戸市中央区)、日産プリンス兵庫販売(本社:神戸市灘区)、神戸酒心館(本社:神戸市東灘区)の5者は11月25日、電気自動車(EV)を活用した「災害連携協定」を締結したと発表した。                     協定の内容は、台風、地震災害等による大規模停電が発生した際に、神戸市が指定する避難所等において日産の販売会社、兵庫日産、日産プリンス兵庫より貸与されるEV「日産リーフ」を非常用電源として活用することで、避難所の円滑な運営を行い、市民の安全確保に努めるというもの。さらに神戸市内の水の確保が困難になった際には、酒造メーカー、神戸酒心館が所有する飲料水を日産リーフで運搬し、市民へ提供する。

介護の利用者負担を原則2割に 中小企業からも引き上げ求める声

政府は11月21日、今後の社会保障制度の全体像を議論している「全世代型社会保障検討会議」の会合を開き、中小企業の立場を代表する団体、日本商工会議所の三村明夫会頭から意見を聞いた。この中で三村氏は「社会保険料の半分は中小企業など企業側が負担している。事業主や子育て世代にかかる負担の抑制に向けた改革を、国民的な議論のもとで早急に進めるべきだ」と語った。そして、今後さらに給付費が膨張していくことを念頭に、①後期高齢者(75歳以上)の医療費の窓口負担を引き上げる②介護保険の利用者の自己負担を原則2割とすることなどを注文した。

ライフデザイン・カバヤ ベトナムに大工の育成事業の法人設立

住宅メーカー、ライフデザイン・カバヤ(本社:岡山市)はこのほど、ベトナムをはじめとする東南アジア、台湾、沖縄などでの木造建築の普及の足掛かりにするべく、11月1日に「ライフデザイン・カバヤ・ベトナム」を設立したと発表した。同法人は、住宅メーカーで初めてのベトナム人社員大工の育成・職業訓練事業会社となる。同法人で当初の予定通り5名の学生を採用。11月11日より講義を開始しており、今後さらに採用人数を増やしていく予定。同法人は技能実習生の単なる受け入れ企業ではなく、社員として育成・訓練を行うのが特徴。今回の5名の新入生は大学卒業後の2020年4月にライフデザイン・カバヤの社員として入社する予定。ベトナムと日本で現場実習を行いながら技能検定に向け、木造住宅に関する知識・技能を習得する。

トヨタ 下肢麻痺患者のリハビリ支援ロボット、従来機の機能向上

トヨタ自動車は11月21日、脳卒中などによる下肢麻痺患者のリハビリテーション支援を目的としたロボット「ウェルウォークWW-2000」を開発し、11月より受注を開始したと発表した。納入は2020年2月の予定。従来モデル(ウェルウォークWW-1000)の特長だった運動学習理論に基づいたリハビリテーション支援機能と、臨床現場での使いやすさをさらに向上させた。これにより、療養士の業務負担を軽減しながら、患者により効率的な歩行練習を提供することが可能になった。

NTNと阪大 ITによる減災・見守りへ初の長距離無線伝送実験

NTN(本社:大阪市西区)は11月21日、大阪大学の吹田キャンパスで11月7日、ITを活用した防災や見守りに関する共同研究の一環として、拠点間長距離無線伝送実験を実施したと発表した。吹田キャンパスの人間科学科棟周辺を被災地、2.5km離れた吹田市立津雲台小学校を救援本部として想定し、長距離無線を使って送受信を行った。これまでキャンパス内の通信実験は行ってきたが、長距離間の無線伝送を実施したのは初めて。今後も共同研究を通じ、災害による停電・通信遮断時の通信インフラとして自然エネルギーを活用した通信網を構築。防災・減災、そして地域の見守りに役立つシステムづくりにより、地域社会の安全・安心に貢献していく。